PROJECT:医療業界×DX

課題の本質を追及し、プロジェクトの在り方を再構築する

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プロジェクト概要

医療人材専門の転職サイトの運営を行っている企業に対し、DX推進サポートを行いました。人材管理サービスを提供していく中で、「IT部門を内製化することを目指している」とのご要望をいただき、作業支援、サイト内の原因と課題の分析、解明、チームビルディングなどの幅広い支援を行いました。

スクラム開発におけるフレームワークが正しく浸透していない中でのスタート

当社がプロジェクトに参画したのは、2023年10月です。その当初、クライアント企業は既にスクラム開発を採用していましたが、実際にスクラムのフレームワークが正しく浸透していませんでした。その状況を立て直す事を目的に、当社がアサインされました。

スクラムを進める上での会議、チーム内の合意事項、開発を進める上でのゴールの決め方等、ルールとして定めなければいけない項目が定まっていない状態でした。

開発チームが総勢15名、これを2チームに分けて作業を進行していきます。その為、各チームが共通ルールを定めなければ、運営して行くことが困難となる為、最初は方針を決めることからプロジェクトが開始しました。

状況打破に向けた原因究明と知識の共有

原因究明の為に、スクラムマスター、プロダクトオーナー、開発メンバーの3者により、状況把握を目的とした面談を行いました。
原因追及のため、面談を行う際には、質問事項を予め決定し、今までのやり方や、メンバー層が感じているプロジェクトの問題点を、正しくヒアリングできるように細心の注意を払いました。具体的には、当社とクライアント企業に齟齬が生まれないように、先方からありのままの課題を引き出していきました。
次に、勉強会を開催しました。1日30分の短時間の勉強会を6日間に渡り行いました。当社に既に備わっているノウハウを基に、【スクラム開発の正しい姿】に関する勉強会を開催しました。原因究明の段階で問題点を洗い出し、フレームワークが正しく浸透するように勉強会を実施する事により、ルール化とコーチングを行う事が出来ました。

開発チームの生産性を可視化する事で得られたメリット

開発チームの生産性が可視化出来るようになり、サイト内の新サービスのリリース予測が立てやすくなりました。総稼働時間を計上し、会議にさける時間、それ以外の開発に注力する時間を明確にした事で、スプリント内で開発できるプロダクトを正しく決定出来るようになりました。

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